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孔版印刷の表紙での無線綴じ製本について

2016年1月以降,孔版印刷の表紙を無線綴じ製本した場合,紙の種類,ベタの多少などの条件しだいで,表紙が汚れやすくなる可能性があります.

このため,孔版印刷の表紙を無線綴じにする場合は,ベタを極力使わないようにすることをおすすめします.

この問題は,オフセット印刷やオンデマンド印刷の表紙では生じません.ベタの多い柄を使われる場合は,表紙をオフセットまたはオンデマンドにされることもご検討ください.

このようなお願いをする理由

弊社では,2016年1月以降,無線綴じの製本機を更新する予定です.

孔版印刷のインキは他の印刷方式に比べて落ちやすいため,無線綴じ製本機のローラやベルトなどを通るときに汚れの原因になりやすく,紙や絵柄などの条件によっては,表紙が汚れてしまうおそれがあります.

これまで弊社では一世代前の製本機を使用し,孔版印刷の表紙を製本機の中に直接手で投げ込むことで問題を回避してきましたが,製本機はすでに更新の時期を迎えております.

現在一般的な製本機は安全上このような使い方ができないため,上記方法による回避が困難になりました.

お客さまにはご不便をおかけいたしますが,弊社では代替となる印刷方式のご提案をはじめ,制約の中でもできるだけ皆様のご期待にお応えできるサービスに努めてまいりますので,なにとぞご了承のうえご利用くださいますようお願いいたします.